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INTERVIEW

管理栄養士の目線で、
地域の健康を守りたい。

管理栄養士 澤田綾乃

7年目

木の実薬局

管理栄養士の目線で、
地域の健康を守りたい。

管理栄養士 澤田綾乃

7年目

木の実薬局

大学では栄養学を専攻し、管理栄養士を目指していました。でも、病院実習での経験から、病気を予防したり、重症化を食い止めるためには、日々の食事が大切なんだと強く感じました。さらに、食事と医薬品の相互作用に興味を持ったんです。摂取した飲食物によっては医薬品の作用が過剰になってしまったり、消化吸収や代謝、食欲などにも影響をあたえることを知りました。食事と病気の治療の密接な関係に興味を持ち、医療と栄養学、その両方に携わることができる薬局に飛び込むことを決めました。なかでも、かくの木を選んだのは、地域に根差した身近な薬局だったからです。朝霞地区で最初に健康サポート薬局として認定された木の実薬局は、健康チェックなどのイベントを積極的に行っています。ここなら、管理栄養士としての知識を活かしてセルフメディケーションを促し、地域の方々の健康を推進することができると感じました。

薬局は治療だけじゃない。

食事と薬で出来るサポート。

患者さまの健康意識が変わる。

そこに仕事のやりがいがある。

現在は、主に外来の対応など薬局事務の仕事をしています。業務は幅広く様々ですが、ひとつ目標として掲げているのが、健康のための新たな習慣を患者さまの日常に根付かせること。現状の生活へ、新たな習慣を取り入れていただくのは大変なことです。人として信頼を得なければ提案など受け入れてもらえません。そこで、明るく挨拶をしたり、お名前を積極的に呼んだり、雑談をしてみたり、丁寧に患者さまとコミュニケーションを取るようにしています。お話が出来るようになれば、生活状況がわかり、患者さまに必要なものが見えてくる。患者さまが私の提案した健康習慣を実行してくださっているときは、前向きに健康を意識されていることがわかり、とても嬉しくなります。同時に、患者さまを病気にさせない、病気を悪化させないように、より一層頑張りたいと強く思います。

未病治療という考えを、

もっと多くの人に届けたい。

今後の目標は、木の実薬局をより多くの人に活用していただける薬局にすること。処方箋がなくても気軽に立ち寄ってもらえる薬局になれば、未病の段階から患者さまのサポートをすることができる。そのために、薬局からの情報発信を促進していきたいです。現在、薬局にいらっしゃる多くが高齢の方々。食事に関する問題を抱えていることが多い高齢者の方に頼っていただくことはもちろん大切です。ですが、若い世代の皆さんにも健康機器やOTC医薬品を活用して、病気を未然に防いでほしいと思うのです。そこで、のぼりやチラシを作成し、若い世代にも響く効果的な打ち出しを検討しています。現在、SNSはフェイスブックのみの運用ですが、ツイッターやインスタグラムも新たに活用していきたいのです。木の実薬局が推進している健康に対する意識改革。今までにない取り組みのために、新しく入社する方々の斬新な発想にも期待しています。

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